日本に生まれる

学校に行く、やめる

15歳で高校を選び、18歳で大学・専門学校・就職のどれかに進みます。大学のあとは大学院、博士課程へ進む人もいます。そして在学中には、毎年一定の割合で学校をやめる人がいます。ゲームはこれらを、文部科学省の統計に合う確率で動かしています。

大学に進むかどうかを決めるもの

大学進学の起こりやすさは、次の掛け算で決まります。

地方に生まれた人は、東京の大学へ出るかどうかも分かれ道になります。地元を出て東京都の大学に進む人の割合は、学校基本統計の都道府県別・出身地域別入学者数をもとにしています。埼玉・千葉・神奈川では4〜5割、近畿ではほぼ5%未満、九州の多くの県では1割未満です(グラフからの読み取りで±2〜3ポイントの誤差があります)。

大学院・博士課程に進む割合

学部卒業後に大学院(修士)へ進む割合は、理系の男性42%・理系の女性32%、文系の男性6%・女性4%、医療系7%、教育系8%を基準にし、古い世代ほど低くしています。修士修了後に博士課程へ進むのは、理系・医療系で10%、文系で3%です。博士号を取ったあとは、大学・研究機関(35%)、企業(50%)、その他(15%)に分かれます。研究職ははじめ任期付き(ポスドク)で、6年後に常勤になれる人を4割としています。これらの割合はいずれも仮定です。

中退する割合

在学中に学校をやめる人の割合は、文部科学省の調査の「1年あたりの中退率」を在学年数ぶん重ねて使っています。

学校1年の中退率在学中に中退(ゲーム)
高校(3年)1.4%約4.1%
大学(4年)2.04%約7.9%
短大(2年)・専門学校3.95%約7.7%
大学院 修士(2年)2.60%約5.1%
大学院 博士(3年)3.49%約10%
出典: 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(高校)、「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果」(大学・短大・大学院)。専門学校は短大の値で代用(仮定)。

中退の理由も統計の内訳から選びます。大学等では、転学・進路変更22.0%、学生生活への不適応・修学意欲の低下16.5%、就職・起業14.4%、経済的困窮13.6%、学力不振7.3%、精神疾患6.6%、病気・けが4.1%です。高校では、進路変更41.3%、学校生活・学業への不適応34.2%、学業不振6.8%です。

中退の場面では「踏みとどまって続ける」を選ぶこともできます。「おまかせ」では統計どおりの割合で中退します。中退すると最終学歴は一つ前の段階(大学なら高卒)になり、借りた奨学金は在学した年数分の返済が残ります。大学を「別の道に進みたい」理由でやめた場合は、専門学校に入り直します(仮定)。

学歴が変えるもの

最終学歴は、賃金・正社員になれる確率・就ける業界に影響します。学歴別の賃金は仕事と賃金のページで紹介しています。

実データこのページで使っている統計

  • 都道府県別の大学進学率と男女差(文部科学省「学校基本統計」令和4年度ほか)
  • 東京都の大学へ進む人の割合(同、都道府県別・出身地域別入学者数)
  • 高校・大学・短大・大学院の中退率と理由の内訳(文部科学省の各調査)

仮定出典のない値

  • 実家の経済状況・学力による進学しやすさの差、中退しやすさの差
  • 大学院・博士課程への進学率、博士後の進路、ポスドクが常勤になる確率
  • 専門学校の中退率に短大の値を使うこと、中退率が世代で変わらないこと
  • 中学卒の賃金に高校卒の値を使うこと(中学卒の賃金は未取り込み)

関連: どこに、どんな家庭に生まれるか / 仕事と賃金

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